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たけのこみかんさんのブログより
Crazy Orange(たけのみかんの声優追っかけ日記)


千年の香に誘われて 

モモグレメンズオンリー最新作『源氏物語~追憶~』を聴きました♪
 カズアキ先生の麗しいジャケットイラスト、特典の匂ひ袋、そして本編ドラマCD…
目で楽しみ、鼻で楽しみ、耳で楽しむ、という三粒美味しいCD♪
目と耳は、他のドラマCDでも楽しめますが、そこに香りが付いてくるドラマCDというのは、
非常に珍しくて斬新だなと思います。
 この匂ひ袋の香りを楽しみながらCDを聴くと、まるで香を焚いているようで、
より一層平安時代の雰囲気が、『源氏物語』の世界が楽しめました♪
 また、今まで、ドラマ、映画、舞台、アニメなど様々な形で表現されてきた『源氏物語』ですが、
ドラマCDとして、それも男性だけで、途中に和歌が入るパターンというのも、
斬新な試みだったと、
そして今まで私が出会った『源氏物語』関係の作品の中で、今回のこのCDが一番感動しました♪
 古典は元々好きな科目、好きな世界でしたが、もしも学生時代にこのドラマCDと出会えていたら、
もっともっと『源氏物語』を深く、多角的に楽しめたのではないかなと思います。
 そう思うと、現在正に学生さんで『源氏物語』を学んでいらっしゃる方が羨ましいです。
 長い物語を、とても上手くまとめられたCDですし、ブックレットには
相関図も載っているので、『源氏物語』に明るくない私にも分かりやすく、
古典そのものの入口として最高の一枚だと思います。
 社会人の私は、実は一度も読んだことのなかった原作小説を、これを機に
紐解いてみようかなと思います☆

 そんなわけで、以下はネタバレを含む感想です☆

 まず、何をおいても、やっぱり森川さんの演技力のハイクオリティさが大きいと思います!!
 源氏の年齢に合わせた声の高低の演じ分けが、素晴らしいです!!
 他社のドラマCDやラジオドラマなどで、光源氏を演じられた声優さんはたくさんいらっしゃり、
皆さんそれぞれに良さがありますが、森川さんの安定した大人のお声と抜群の演技力で、
正に理想の光源氏だったと思います!!
 個人的に大注目だった、女性役初挑戦の中井さんは、想像していた感じとはちょっと違っていました。おどろおどろしくて、思わず背中がゾクっとしてしまいました。
 中井さんと鳥海さん以外の女性役の皆さんは、元々声が高くていらっしゃって、
普通に女性役が出来そうな方ばかりなので、実に自然だったと思います。
 出番はさほど多くはありませんでしたが、岸尾さんの存在感は、正に、光源氏にとっての
藤壺の宮のごとく大きかったですし、私の中で勝気なイメージがある朧月夜は
柿原くんの声がピッタリ合っていて、文句無しの、大満足ののキャスティングだったなと思います!!

 次に音楽についてですが、『源氏物語』という日本の古典に、西洋のクラシック曲を
BGMとして取り入れたのも、意外な組み合わせに思えて、作品によく合っていたと思います♪
「月光」で始まる冒頭なんて、もうたまりませんでした!!
 あと、本編中でイメージ曲「追憶~雲上の面影(はな)~」の歌無しアレンジver.が
要所要所で流れたのが、素敵な演出だったと思います。
 同じくメンズオンリーの『ベルばら』シリーズでも、名曲の数々が生まれましたが、
私としては、今回の『源氏物語』のイメージソングが一番好きです。
 まるで、目の前に『源氏物語』絵巻が華麗に広がるように、光源氏と姫君たちとの、切なく狂おしい愛の物語が心に流れて来るようです。
 尺八などの和楽器が醸し出す雅さ、柔らかさや優しさ、歌詞から伝わる切なさや寂しさが
作品にとてもよく合っていて、特に、本編クライマックスで、途中からイメージ曲と
重なるところが好きですvv
 今も、このイメージ曲をエンドレスリピートで聴きながら感想文を書いています。

 今作の注目点のひとつとして、ラブシーンが挙げられるかと思います。
 12年ほど前になりましょうか…天海祐希さんが光源氏を演じられた映画
『千年の恋~ひかる源氏物語~』では、女性が光源氏を演じ、女性同士で
ラブシーンを演じられたものの逆ver.とでも言いましょうか、どちらも普通に男女で演じず、同性同士で表現するからこその面白さや魅力があったと思います。
 メンズオンリーシリーズの全てを聴いているわけではないので、正確には分かりませんが、
『ロミオとジュリエット』の時に、キスシーンがあったくらいで、多分、
これほど絡みのシーンが入ったものは初めてだったんじゃないかなと思います。
 キャラクター上は男女の絡み、されど役者的には男性同士…という、些か複雑なラブシーン。
 もっとBLチックになるのかな?と思っていたのですが、思いのほかそうでもなくて、
声優陣の素晴らしき演技力で、違和感なく男女のそれに聴こえました。
 さすがは、普段BLで受けキャラを好演され、支持も人気も高い方々!!
 何とも色っぽく艶っぽく、美しいラブシーンでしたvv
 BLではないけれど、男性同士でラブシーンを演じるからこその、BLに通じる
切なさや儚さ、そして背徳感…禁断の恋を演出する上で、最高の威力と魅力を発揮したように思います!!
 個人的には、”初めて”が好き(笑)なこともあり、紫の上が光源氏と一線をこえ、
肌を重ねるシーンが特にお気に入りですvv
「蕾だった君がいつの間にか花を咲かせていた」という光源氏の表現の仕方が、何ともvv
 直接的ではなく、花に例えて言うところが美しく、想像と妄想が掻き立てられて高揚してしまいます。
 それを森川さんの美声によって紡がれるのですから、腰が砕けますvv
 そして、立花さんの澄んだお声が描き出す、突然、少女から大人の女性への扉を
開けさせられた紫の、驚きと戸惑いの絵巻物…。ああvv
 この感動を、私の拙い文章力と表現力、語彙のボキャブラリーでは上手く表現出来ず非常にもどかしいのですが、メンズオンリー史上最高の一枚、モモグレ十周年記念作品に
相応しい一枚だったと思います。是非とも、続編を発売して頂けることを期待したい…
というより、頼むから続きを聴かせて下さい!私をもっと『源氏物語』の世界に連れてって!!
と強くお願いしたいです。

 以下のモモグレのサイトには、作中に登場した和歌の解説も掲載されているので、
これを読みながら聴くと、また一段と深く、源氏の君や姫君たちの狂おしいまでの
想いに触れることが出来るのではないかな、と思います。 
http://momogre.blog13.fc2.com/blog-entry-338.html
近日中にイメージ曲「追憶~雲上の面影(はな)~」の音源をアップ致します!
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